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調理時間
調理器具
目次
冷凍だとは気づかないほどハイレベル
レンチン一発!…ではなく、半解凍してからフライパンで炒めるミールキット。手間は少しかかりますが、それだけの価値はぜったいあります!(下に作り方詳細あり)
言われなければ、冷凍食品だということもバレないと思います。実際、急なお客さんにだって、これなら出せると思いました。
野菜の彩り、歯ごたえもいいし、豚肉もしっかりしていて美味しいです。ナスはあらかじめ揚げてあるので綺麗な色を残しています。
豚肉は国産、調味料は李錦記の本格派
国産豚肉が使われています。豚肉はざっくり半分くらいがアメリカやカナダなどからの輸入に頼っている中、国産を使ってくれているのはありがたいですよね。
おいしさの秘密は、調味料にあるのではないかと思います。プラムソース、香酢、と中国しょうゆは、香港の調味料メーカーである李錦記(りきんき)のもの。
中華の調味料について
李錦記の調味料は大手スーパーなどでも売られていますが、豆板醤とか甜麺醤、コチュジャンのような一般的なものに限られていて、プラムソースや香酢はあまり見ませんよね。
プラムソースは梅の甘酸っぱいソース。
香酢は、中国の伝統的製法で作られた酢で、黒酢に似ていますが、日本の黒酢が玄米で作るのに対し餅米で作る酢のようです。
中国醤油は、日本のたまり醤油のような色の濃い粘度のある醤油。色が濃いけれど塩分が少ないのが特徴。
やはり、これらの調味料のこだわりがおいしさの秘密のようです。
フライパンがあれば、誰でもカンタンに作れます。
調理方法
- 袋から具材を取り出して電子レンジで半解凍。レンジ可の容器にうつしてくださいね。(外袋はプラスチックでレンジOKと書いていないので)。電子レンジがなければ少し時間がかかりますが室温で半解凍してください。
- 電子レンジ解凍で水が出たら捨てて、具材をフライパンにうつして炒めます。少し焦げ目がつくくらいまで炒めると美味しいです。
- 添付のタレを絡めますが、全部使うと味が濃くなりすぎることが多いので半分くらいで試して、味が足りないようなら少しずつ追加するようにしています。(薄味の方が体にもいいです!)。今回も半分くらいしか使いませんでした。
- あまったタレは他の料理に使えます。あるいは、ピーマンや玉ねぎなどの野菜があれば追加して、量が増えた分、タレを使い切るのもいいですね。(よくやります!)下の写真は献立例。スープやご飯は商品には含まれません。
カロリー、3大栄養成分の量とバランスは?
1日に必要な栄養素の量は、性別、年齢、活動量によって、変わりますが、ここでは「30~49歳で身体活動レベル2の女性」を基準にお話します。活動レベル2とは、「座って活動する時間のほうが長いものの、通勤や家事など日常生活で動くことがある」レベルのことです。
この商品はおかずだけなので、これに白米のご飯と味噌汁を一緒に食べたと仮定すると、カロリー、タンパク質、脂質、炭水化物のどれも、だいたい1日に必要な栄養成分の1/3くらいをとれることになっていました。
必要栄養素の計算方法の詳細は以下をご覧ください。
(数字は「日本人の食事摂取基準(2020年版)」を参考にしています)
カロリー(熱量)
この商品のカロリーは360キロカロリーです。上記の設定の女性の1日に必要なエネルギー量は、2,050キロカロリーなので、1日に必要なカロリーの17.6%を摂ることができます。
「あれ?少ないじゃない?」と思われるかもしれませんが、これはおかずだけなので、ご飯一膳と味噌汁くらいは食べますね?白いご飯約240キロカロリー、味噌汁は50キロカロリーをプラスしただけで600キロカロリーとなり、31.7%になります。ご飯と味噌汁を一緒に食べると必要量の約1/3ですね。
タンパク質
この商品のタンパク質量は15.1グラムです。上記の設定の女性の1日に必要なタンパク質量は50グラムなので、1日に必要なタンパク質量の30.2%です。必要量の約1/3ですね。
脂質
この商品の脂質量は、16.3グラムです。上記の設定の女性の1日に必要な脂質量は、46〜68グラムなので、1日に必要な脂質量の35.4%〜23.9%です。必要量の約1/4〜1/3です。
炭水化物
この商品の炭水化物量は、38.2グラムです。上記の設定の女性の1日に必要な炭水化物量は、256~333グラムなので、1日に必要な14.9%〜11.4%。ちょっと少なめですね。これも、白いご飯の炭水化物量約37.1グラムをプラスすると、29.4%〜22.6%になります。
気になる食品添加物は…
カラメル色素、増粘剤、調味料、酸味料が使われています。
カラメル色素は、おいしそうな色を出す着色料。糖類を熱処理して作られる天然の添加物です。
増粘剤は、食品に粘りやとろみをつけたり、形を安定させるために使われます。「増粘剤(加工デンプン、増粘多糖類)」となっていますが、加工デンプンは、天然のデンプンに化学薬品を加えるなどの加工をして作る添加物。増粘剤には、豆から作るもの、海藻から作るもの、果実から作るもの、菌から作るものなどざまざまな種類がありますが、それらを複数使っている場合にはまとめて増粘多糖類という記載になります。
調味料は「調味料(アミノ酸等)」となっています。旨味を出すための添加物で、グルタミン酸ナトリウムなど、アミノ酸系の調味料の他にも複数の調味料を使っている場合にこのような表記になります。
酸味料は、文字通り酸味を加えるほか、ph調整のためにも使われます。phを低く保つことで食品の腐敗を遅らせるのです。クエン酸やコハク酸などをはじめ、たくさんの種類があります。
増粘剤や調味料、酸味料は、多くの種類を合わせて使うことが多いので、一括表示が認められています。
これらの食品添加物は、国が使用を認めたもので、体に害を及ぼすものではないとされています。しかし、多量にとるなど想定外の使用では問題となるものもありますし、海外では禁止されているものがあるのも事実です。
食事は毎日とるものと考えると、心配になる方もいると思います。食品添加物の詳しい説明のページを作っていますので(日々更新中)気になる方はご覧ください。
栄養成分表示
1包装:260g当たり
熱量 363kcal/たんぱく質 15.1g /脂質 16.3g/炭水化物 38.2g/食塩相当量 2.2g(推定値)
原材料
【具材】豚唐揚げ(豚肉(国産)、澱粉、塩こうじ、植物油)、レンコン、ミックスピーマン、揚げナス(ナス、植物油)/酒精(一部に大豆・豚肉を含む)
【添付調味料(タレ)】砂糖、醸造酢、プラムソース、香酢、オイスターソース、清酒、中国しょうゆ、ごま油、しょうゆ、しょうが加工品/カラメル色素、増粘剤(加工デンプン、増粘多糖類)、調味料(アミノ酸等)、酸味料、(一部に小麦・こま・大豆を含む)