三ツ星ファームの『瀬戸内産レモン香るふんわりカツ煮』を食べてみました。レモン風味がクセになる味！

煮込みだから冷凍でも美味しい！

メニューとしては、瀬戸内産レモン香るふんわりカツ煮、なすのおろし和え、チンゲン菜の塩炒めの3つです。

冷凍食品では、揚げたてのようなサクサクのカツは無理ですが、煮込みにすることでふんわりとやわらかく、美味しく工夫されています。また、レモン風味の卵入りのソースがカツに染み込んでいて、爽やかな味わいです。

野菜が多いのが三つ星ファームの特徴ですが、チンゲン菜の塩炒めは、野菜好きの私でも満足な量が入っていました。ほぐした蒸し鶏が混ぜてあるので旨味がでていて食べ応えもあります。

チンゲン菜にはビタミン、ミネラルがたっぷり。

青梗菜は他の青菜同様、β-カロテンが多く（2000μg／100g）抗酸化作用があります。β-カロテンは脂溶性なので油に溶けやすく、油を使う料理ではより体に吸収されやすくなります。

そのほかにも、ビタミンCやカルシウム、カリウム、鉄なども多く含まれます。

チンゲン菜の塩炒め、いいメニューですね。

レンジで温めるだけ

調理方法

1. まずは、表面のフィルムの左下をちょこっとだけ開けます。ガイドラインがついていて、どこまで開けたらいいかわかりやすいです。
   
2. 電子レンジで加熱します。表面のフィルムに500Wの場合と600Wの場合の加熱時間の目安が書いてありますので、お使いのレンジに合わせてください。商品によって加熱時間が異なりますので、必ずチェックしてくださいね。
3. あとはフィルムを剥がして、食べるだけです。
   
4. 紙の容器に入っていますので、プラスチックの容器に比べて温かみがあり、そのままでもいいのですが、お皿に盛り付けるとよりご馳走感がでます。
   

カロリー、栄養成分の量とバランスは？

1日に必要な栄養素の量は、性別、年齢、活動量によって、変わりますが、ここでは「30～49歳で身体活動レベル2の女性」を基準にお話します。活動レベル2とは、「座って活動する時間のほうが長いものの、通勤や家事など日常生活で動くことがある」レベルのことです。

タンパク質、脂質は1食として十分な量です。味がしっかりついているのに塩分が少なめなのはありがたいです。炭水化物やカロリーが少なく、食物繊維がちょっと少ないので、味噌汁の具などで補充することをおすすめします。

必要栄養素の計算方法の詳細は以下をご覧ください。
（数字は「日本人の食事摂取基準（2020年版）」を参考にしています）

カロリー（熱量）

この商品のカロリーは264kcalです。上記の設定の女性の1日に必要なエネルギー量は、2,050kcalなので、1日に必要なカロリーの12.8％を摂ることができます。

これはおかずだけなので、白いご飯約240キロカロリー、味噌汁は50キロカロリーをプラスすると、580キロカロリーとなり、27.0％になります。

1日に必要なカロリーの約1／4強を摂れている計算です。メイン料理がカツですが、カロリーは低めですね。

タンパク質

この商品のタンパク質量は15.9gです。上記の設定の女性の1日に必要なタンパク質量は50gなので、1日に必要なタンパク質量の31.8％です。1日の必要量の約1／3弱です。

脂質

この商品の脂質量は、10.6gです。上記の設定の女性の1日に必要な脂質量は、46〜68gなので、1日に必要な脂質量の30.0％〜15.5%です。1日の必要量の約1／4くらいは取れている計算です。

炭水化物

この商品の炭水化物量は、24.8gです。上記の設定の女性の1日に必要な炭水化物量は、256～333グラムなので、1日に必要な量の9.6％〜7.4％。白いご飯の炭水化物量約37.1グラムをプラスしても、24.1％〜20.7％で、必要量の1／4以下。コロモを使うカツのオカズのわりには、少なめです。

食物繊維

この商品の食物繊維量は2.4gです。上記の設定の女性の1日に必要な食物繊維量は17グラムなので、1日に必要な量の14.1％。必要量の1／6以下は少ないですね。味噌汁の具に海藻や芋類、きのこなど食物繊維の豊富な食材をプラスしたり、白米をもち麦入りのご飯にするなどして補うといいと思います。

塩分

この商品の塩分相当量は1.8 gです。上記の設定の女性の1日の塩分摂取量は6.5g未満とされているので、1日の摂取上限量の27.6％。1日の摂取量の1／3弱量は適正です。

気になる食品添加物は…

甘味料（ソルビット）は、じゃがいもやとうもろこしから作る天然の糖アルコールで、低カロリーの甘味料で安全性は高いとされています。糖度を上げて食品を傷みにくくする目的でも使われます。保存料に使われる「ソルビン酸」と間違われることがありますが別のものです。

グリシンは、必須アミノ酸の1つで、食品の日持ちを良くする目的の添加物として使われます。

リン酸塩は、少し注意が必要な添加物です。変色や乾燥などを防止し風味を向上させる目的のほか、結着剤、乳化剤としても使われ用途が多い添加物で、多くの加工食品などに含まれますが、たくさん取り過ぎるとミネラルの吸収が阻害されたり、腎臓機能低下の報告があります。

シリコーンと聞くと「え？あのゴムのようなもの？」と不安になると思います。確かにゴム製品などの製造やシャンプーなどにも使われますが、シリコーンは食品添加物でもあります。主に消泡剤として使われ、豆腐やプリンなど固めるときに泡が残ると不都合なものに使われます。あとは、業務用の揚げ油にも入っています。大量の揚げ物でる泡を消すためで、この商品の原材料表示も、揚げ油を使っているためだと思います。厚生労働省で使用量上限を決めていますが、危険性は低いとされています。

これらの食品添加物は、国が使用を認めたもので、体に害を及ぼすものではないとされています。しかし、多量にとるなど想定外の使用では問題となるものもありますし、海外では禁止されているものがあるのも事実です。

食事は毎日とるものと考えると、心配になる方もいると思います。食品添加物の詳しい説明のページを作っていますので（日々更新中）気になる方はご覧ください。

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