三ツ星ファームの『豚肉とかぼちゃのうま辛白みそダレ』を食べてみました。香味野菜ダレで漬け込んだヘルシーなボイル豚肉

しっとりボイルされた豚肉に味噌ベースのソースが美味しい

メニューは、豚肉とかぼちゃのうま辛白みそダレ、ブロッコリーのごま和え、ナスとツナのさっぱり和え、の３つですが、それ以外にも、付け合わせにカボチャ、インゲン豆、カラーピーマンなどが入っていて、とってもカラフルです。

豚肉は海外産（メキシコ又はカナダ又はアメリカ）ですが、「香味野菜の特製ダレ」に漬け込んでからボイルしているせいか、しっとりしていて食べやすいです。

こうじ味噌をベースにしたソースも豚肉に良くあって、ご飯がすすみます。

個人的に、かなりお気に入りのメニューです。

緑黄色野菜の彩りがキレイです

ブロッコリーは水っぽくないし、ナスには味がよく染みています。カボチャも冷凍食品にしては、自然な食感で美味しくいただきました。色とりどりの野菜は、ビタミンやミネラルの供給源。たくさん摂れると嬉しいですね。

ナスは最近まで「あまり栄養のない野菜」と思われていましたが、最近になって「コリンエステル」という、高めの血圧を改善する効果がある物質が、豊富に含まれていることがわかりました。一部のナスはその機能性が十分高く「機能性表示食品」として認められています。

レンジで温めるだけ

調理方法

1. まずは、表面のフィルムの左下をちょこっとだけ開けます。ガイドラインがついていて、どこまで開けたらいいかわかりやすいです。
   
2. 電子レンジで加熱します。表面のフィルムに500Wの場合と600Wの場合の加熱時間の目安が書いてありますので、お使いのレンジに合わせてください。商品によって加熱時間が異なりますので、必ずチェックしてくださいね。
3. あとはフィルムを剥がして、食べるだけです。
   
4. 紙の容器に入っていますので、プラスチックの容器に比べて温かみがあり、そのままでもいいのですが、お皿に盛り付けるとよりご馳走感がでます。
   

カロリー、栄養成分の量とバランスは？

1日に必要な栄養素の量は、性別、年齢、活動量によって、変わりますが、ここでは「30～49歳で身体活動レベル2の女性」を基準にお話します。活動レベル2とは、「座って活動する時間のほうが長いものの、通勤や家事など日常生活で動くことがある」レベルのことです

カロリー、タンパク質、脂質は、1食として十分な量です。カラフルな野菜がたくさん入っており、ビタミンやβカロテンなどは豊富そうですが、炭水化物が少ないので食物繊維も少なめでした。海藻やキノコの入ったスープなど一緒に食べるといいと思います。

必要栄養素の計算方法の詳細は以下をご覧ください。
（数字は「日本人の食事摂取基準（2020年版）」を参考にしています）

カロリー（熱量）

この商品のカロリーは317キロカロリーです。上記の設定の女性の1日に必要なエネルギー量は、2,050キロカロリーなので、1日に必要なカロリーの15.4％を摂ることができます。

これはおかずだけなので、白いご飯約240キロカロリー、味噌汁は50キロカロリーをプラスすると、607キロカロリーとなり、29.6％になります

1日に必要なカロリーの約1／3弱を摂れている計算です。

タンパク質

この商品のタンパク質量は22.4グラムです。上記の設定の女性の1日に必要なタンパク質量は50グラムなので、1日に必要なタンパク質量の44.8％です。1日の必要量の約1／2弱です。

脂質

この商品の脂質量は、13.4グラムです。上記の設定の女性の1日に必要な脂質量は、46〜68グラムなので、1日に必要な脂質量の29.1％〜19.7%です。1日の必要量の約1／3弱は摂れています。

炭水化物

この商品の炭水化物量は、25.7グラムです。上記の設定の女性の1日に必要な炭水化物量は、256～333グラムなので、1日に必要な量の10.0％〜7.7％。白いご飯の炭水化物量約37.1グラムをプラスしても、22.6％〜18.8％で、必要量の1／5以下。1食としてはかなり少なめです。

食物繊維

この商品の食物繊維量は2グラムです。上記の設定の女性の1日に必要な食物繊維量は17グラムなので、1日に必要な量の11.7％。炭水化物全体も少ないので食物繊維も少なめでした。

塩分

この商品の塩分相当量は2.5グラムです。上記の設定の女性の1日の塩分摂取量は6.5グラム未満とされているので、1日の摂取上限量の38.4％。1回の食事からとる塩分量としては多いですね。これに味噌汁（塩分は1.2〜1.5gくらいとされている）をつけると、1日の摂取量の2／3くらいになってしまいます。

このメニューでは味噌汁より塩分の少ないスープなどにしましょう。

気になる食品添加物は…

使われている食品添加物の数が少ないことも、私がこのメニューを気に入っている理由の一つです。

トレハロース、増粘剤（加工でん粉）、重曹、酸味料が使われています。

トレハロースとは、じゃがいもやとうもろこしのでんぷん作る、砂糖の45％のやわらかな甘みの甘味料です。保水性があり、品質保持のための保存料として使用されることが多い食品添加物です。

増粘剤（加工でん粉）の加工デンプンは、天然のデンプンに化学薬品を加えるなどの加工をして作る添加物。食品に粘りやとろみをつけたり、形を安定させるために使われます。

重曹は、膨張剤のひとつ。食品を膨らませる目的で使われる食品添加物です。

酸味料は、文字通り酸味を加えるほか、ph調整のためにも使われます。phを低く保つことで食品の腐敗を遅らせるのです。クエン酸やコハク酸などをはじめ、たくさんの種類があります。酸味料は、多くの種類を合わせて使うことが多いので一括表示が認められています。

これらの食品添加物は、国が使用を認めたもので、体に害を及ぼすものではないとされています。しかし、多量にとるなど想定外の使用では問題となるものもありますし、海外では禁止されているものがあるのも事実です。

食事は毎日とるものと考えると、心配になる方もいると思います。食品添加物の詳しい説明のページを作っていますので（日々更新中）気になる方はご覧ください。

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