フィシュルの『おまかせ便6パック』を試してみた。その6「ブリのピリ辛胡麻」

未利用魚も含む魚の冷凍パック

サンマなど「漁獲量が足りない！」と騒がれている魚がある陰で、おいしく食べることができるのに利用されない魚があります。そういう魚を「未利用魚」というのだそうです。

未利用魚になってしまう理由は、大きさが規格外、傷などがあり見た目が悪い、鮮度や加工に手間や費用がかかり原価割れする、知名度が低いのではじかれる、調理方法が確立していない…などいろいろあるようですが、もったいない話ですね。

人間の側からは「もったいない」というだけですが、実は、食用とされている魚ばかりが獲られて数が減少することで、生態系のバランスが崩れるという問題も指摘されているようです。

Fishlle（フィシュル）は、そんな未利用魚を積極的に買付し、使っている魚の加工品の冷凍食品です。

バラエティ豊かなラインナップ

6個セットです。どれも綺麗に下処理されていて使いやすいです。

裏のラベルには、魚の種類が書いてあります。国内産の魚ばかりです。（魚の場合、水揚げが国内という意味ではありますが）

• 梅生姜漬け：
• おかか和え：コシナガマグロ（長崎県産）
• 山椒オイル和え：コロダイ（長崎県産）
• 柴漬け：
• 煮物用タレ漬け：マダラ（北海道産）
• ピリ辛胡麻坦々：ブリ（大分県産）

今回のラインナップでは冷たいまま食べることが奨励されている「生食用」タイプが5つと、加熱して食べる「加熱用」が1つでした。「生食用」と「加熱用」の個数は、その時々で違うようです。

調理

「ピリ辛胡麻坦々」は生食用なので、流水で解凍します。「流水で10分」と書いてありますが、季節によってはもっと早く解凍できます。

そのまま食べてもいいし、ちょっとしたアレンジでより美味しくいただけるのが、本当に便利です。

胡麻坦々の味付けが美味しい

ブリの養殖が盛んな大分県のブリです。

ピリ辛の胡麻坦々味が美味しいので、お豆腐にのせたり、角切りにした胡瓜と和えたりという簡単なひと手間で、ちょっとしたお酒のアテの一皿に。

上の写真は、ブリを食べやすい大きさに切って、お豆腐にのせ、塩と胡麻油少々をかけ、最後にたまたまあった、穂紫蘇をふりかけてみました。

下の写真は角切りにした胡瓜とやはり食べやすい大きさにきったブリを和え、すりごまをふりかけて

原材料は国産魚、添加物はいっさい無し

他のどの商品も使われている魚は、天然国産魚です。食品添加物がほとんど使われていないのも、嬉しいですね。実際に食べてみるとリピート率90％というのも納得です。

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