フィシュルの『おまかせ便6パック』を試してみた。その2「ブリの旨しお」

未利用魚も含む魚の冷凍パック

サンマなど「漁獲量が足りない！」と騒がれている魚がある陰で、おいしく食べることができるのに利用されない魚があります。そういう魚を「未利用魚」というのだそうです。

未利用魚になってしまう理由は、大きさが規格外、傷などがあり見た目が悪い、鮮度や加工に手間や費用がかかり原価割れする、知名度が低いのではじかれる、調理方法が確立していない…などいろいろあるようですが、もったいない話ですね。

人間の側からは「もったいない」というだけですが、実は、食用とされている魚ばかりが獲られて数が減少することで、生態系のバランスが崩れるという問題も指摘されているようです。

Fishlle（フィシュル）は、そんな未利用魚を積極的に買付し、使っている魚の加工品の冷凍食品です。

バラエティ豊かなラインナップ

6個セットが届きました！！どれも綺麗に下処理されていて使いやすそうだし、美味しそう。

裏のラベルを見ると、魚の種類が書いてありました。国内産の魚ばかりです。（魚の場合、水揚げが国内という意味ではありますが）

• 和風カルパッチョ：マカジキ（宮城県産）
• ハーブオイルマリネ：クロダイ（福岡県産）
• 煮切り醤油漬け：キハダマグロ（宮城県産）
• ジェノバソース：マトウダイ（福岡県産）
• 旨しお：ぶり（大分県産）
• 魚醤ガーリック：マホッケ（北海道産）

今回のラインナップでは冷たいまま食べることが奨励されている「生食用」タイプが5つと、加熱して食べる「加熱用」が1つでした。「生食用」と「加熱用」の個数は、その時々で違うようです。

調理

調理方法

1. 「生食用」と「加熱用」があります。まずはチェックしてください。
   
2. 今回は、生食用の「ブリの旨しお」をいただきます。生食用は10分間流水にあてて溶かします。季節によっては10分もかからずに解凍できます。加熱用は、袋に調理方法が書いてありますが、「フライパンで焼く」など簡単な調理方法です。
   
3. 「家庭でアレンジできるように下味をつけている」という説明なのですが、それぞれの魚に合うように上手に調理されているので、そのままでも十分おいしいです。なので、今回は、下に茹でたモロヘイヤを敷き、その上に魚を盛り付けて、上に塩昆布を乗せ、すりゴマをかけて見ました。（全て思いつきです）
   

ブリの旨しおには、「ろく助塩」が使われている！！

しおだけのシンプルな味付けですが、旨味があってとってもおいしい！と思ったら、ろく助本舗の「ろく助塩」のあら塩が使われています。

「ろく助塩」は、東京赤坂の「串焼き ろく助」の店主が作ったこだわりの旨塩。昆布や干椎茸、干帆立貝を使った独自の製法で旨味を加えているので、天然の旨味成分が一般的な塩に比べ数倍も多い、おいしい塩なんです。

日本酒を飲むと、おいしいお魚のアテが欲しくなりますが、これ以上は望めないというほどピッタリ。お酒が10倍美味しく感じます。

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原材料は国産魚、添加物はいっさい無し

「ブリの旨しお」の原材料は、ブリ、こめ油、ろく助粗塩、三温糖だけです。そして、他のどの商品も使われている魚は、天然国産魚です。

食品添加物がいっさい使われていないのも、嬉しいですね。

リピート率90％というのもうなづけます。

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